焼入れでのお困り事 11

何時も閲覧有難う御座います。

新しく始まる外注業者とのコラボレーションが実現!!

詳細は確定次第アップさせて頂きます。ご期待下さい!!

今回は特別企画、第1弾としまして真空熱処理以外の焼入れに付いて何回かに分けて上げて行きたいと思います。

第1弾としましては、多くのご依頼が有ります、高周波焼入れに付いて書きたいと思います。

高周波焼入れとは何か、簡単にご説明させて頂きますと、主要熱源は電気コイルですこのコイルに電気を流しコイルを加熱し製品の表面を加熱し、水にて急冷却する事で製品に硬度を持たせる処理法です。

もっと簡単に説明すると巨大な電子レンジと思って下さい。

高周波焼入れでは主に表面層1MM位の部位に焼入れを行います。簡単な連想としてカツオの叩きを連想して

下さい。表面は焼きが入って入るが中は生これとほぼ同じ状況になります。

かなり深くまで焼きを入れる事も出来ます。低周波焼入れと言います。周波数を有る一定の所まで下げて処理を行う事で、深い場所まで焼入れを行えます。簡単な連想として低温調理で行うローストビーフの様な物です。

この様に周波数を変える事で様々なアレンジが出来ます。

御依頼の際には是非ご相談下さい。

秋の色も濃くなって来ました、この前ふと空を見た時に鰯雲を見ました。

秋だなと思うと共に、一句

鰯雲 今夜のおかず 鰯かな と思ってましたら、本当に鰯でした。

皆様も晩秋の夜に、鰯で一杯いかがですか?