閲覧有難う御座います。
今回は焼鈍に付いて、書いて行きたいと思います。
一口に焼鈍と申しましても色々有り、あと工程において適正焼鈍は変わって来ます。
今回は、一般的によく使用される「応力除去焼鈍」に付いて書きたいと思います。
応力除去焼鈍とは前加工にて母材に過度のストレス(今回の場合NC旋盤加工、3D旋盤加工などを指します)
受けた製品をそのまま熱処理致しますと熱を加えた瞬間にストレスが開放されてしまい製品に大きな歪みが発生いてしまい最悪使用不可の状態になってしまう事も有ります。
この様な事の無い様にする為に、応力除去焼鈍を行い焼入れする前にストレスを抜いておく事で過度の歪みの発生を抑える(出ない訳では有りません)効果として用いられる用法です。
たまにストレスリリース(SR処理)の同様の用法です。
いよいよ梅雨の始まりの時期となりました。
この1ヶ月は気分的にも落ち込む時期になります、この季節を逆手にとってレイングッズで気分転換を図るのも良いかと思います。
雨の日の自転車運転では傘差し運転は道路交通法で禁止されています。
お気に入りのレインコートで楽しく安全に外出してみては如何でしょうか?
次回は球状化焼頓に付いて書きたいと思います。